DGの5年生向け夏期講習が1日10時間である理由

2022年6月14日

前提その1:スポ根系の塾ではありません。

こんにちは!私たちDeep Ground(通称DG)は、京王線千歳烏山駅にある、女子専門の中学受験塾です。

さて、我がDGの5年生向け夏期講習は朝7時から始まり、1日10時間にも及びます。(6年生も同様です。)

「まぁきっと鉢巻しめて、講師は黒板の前で大声を張り上げる昭和のスポ根スタイルな塾なのでしょう」と思われた皆様!いえいえ、事実は全く異なります。

「四合五落」(昔言われていた「四時間睡眠は合格して五時間寝る人は落ちるという造語」)のような時代錯誤の時間ありきな塾ではまったくありません。

「受験生たるもの、天王山である夏休みはすべてを捧げ…」みたいな思想も当然持ち合わせていません。

私たちの考えは

「ちゃんとやろうぜ!」

です。この「ちゃんと」を突き詰めていった結果が「10時間」という時間です。

前提その2:1日10時間の夏期講習が必要ない人

さてさて、「ちゃんとやる」とはどういう状態なのでしょうか。

端的に言えば、「きちんと授業中に取り組んだことを身につくまで学習できる」ということになります。ですから、「ご自宅できちんと課題に取り組むことができる」「わからない問題を何となくでスルーしない」「解けた問題も、次より早く正確に解けるようにポイントを意識する」こういったことができているお子さんは、「10時間」も塾にいる必要はないでしょう。

ただ、そのように「自分でちゃんとやる」ことができている5年生がどれくらいいるでしょうか。宿題は「とりあえず終わらせる」というお子さんがほとんどではないでしょうか。

家庭で、自習室で、ちゃんとやれますか?

まだ受験が先のことに感じられる5年生にとって、自分で「ちゃんと」というのは簡単ではないでしょう。しかし、夏期講習を受けて勉強した気になって、なんとなく宿題をしているのは時間もお金も、本当にもったいない。だからDGは「自分でちゃんと考える時間」を夏期講習の中で確保しています。だから10時間なのです。

5年生の今、もっとも大切なことは、公式を暗記することでも、解き終わった問題数を誇ることでもありません。習ったことを「人に説明できるレベル」まで理解し、「使えるレベル」まで落とし込むこと。この一つ一つが6年生になってどんどん難しくなる受験勉強に挑むためにとても大切になってくるのです。

そのため、私たちDGは「途中過程」をとても大切にしています。DGには授業と自習の間に存在するような臥薪嘗胆(がしんしょうたん)という演習問題を解く時間があります。そこで講師が途中過程を1行1行、しっかりチェックして確認していきます。

「ウチの子、どんなに言っても途中式をちゃんと書きません。」

こうした現象はDGでは起こりません。なぜなら、途中式をしっかり書かないと帰れないからです(笑) 答えがあっていても、途中式がないと帰れません。生徒のやる気や意識に頼らず、仕組みで解決していくのがDG流です。

10時間のその中身とは

それでは、ここでDGの時間割を見てみましょう。

授業時間は、国語・算数がそれぞれ2.5時間、理科・社会がそれぞれ1.5時間です。

たっぷりな授業時間は大型モニターなどのICTを駆使した双方向型の授業が行われ、演習時間も含まれています。生徒は板書を写さない、いつ当てられるか分からない、などぼーっとしたくてもできない、納得の授業時間です。

そして、残りの2時間が演習時間(臥薪嘗胆)となります。他塾では「宿題」になる部分だと思います。

この演習時間では、算数の演習問題に取り組んでもらいます。

全員が10時間いるわけではありません。終わった人からご帰宅いただくのがDG流です。まぁ、みんな塾が大好きなので、その日の課題が終わっても別の課題に取り組んだりして、残っている子ばかりなのですが(笑)

DGの対話型授業や臥薪嘗胆について詳しくは「授業の特徴」へ

そんなに集中力って続くの?

そう思いますよね?

続くんですよ。これが(笑)

むしろ、「もう終わり?」と言って帰っていきます。嘘みたいな本当の話です。

ただ問題を解いて、講師の解説を聞く、といった一般的な塾のスタイルではなく、能動的に考えたり、手を動かしている時間が多いからだと思います。

朝はちょっとだけ眠そうな生徒もいますが、帰りは本当にみんな元気いっぱいに帰っていきます。教員たちはへとへとですが(笑)

塾に缶詰めは勉強ばかりで可哀そう!?

たまにお聞きするこの言葉です。

「勉強ばかりでかわいそう」

私の母が言いそうです(笑)

でも、よく考えてみてほしいんです。

長い人生のたった1回の夏休み、目いっぱい頭を使うことに費やすってかわいそうですかね?

「小学生らしく」という大義名分のもと、たまの読書と旅行以外の時間は漫然と時間を浪費し、考えることも頭を使うこともしない方が、ある意味では「かわいそう」なのかもしれません。

少なくとも、通ってくる生徒たちから「かわいそう」な雰囲気は全く感じられません。むしろ、その反対に「楽しそう」です。

女子だけだからでしょうか、そんなに休み時間が長い訳でもないのに不思議なことに気付けば仲良くなっていて、

「一緒に頑張る仲間がいる!」

ことも楽しく通うモチベーションにもなっているようです。

10時間やると成績って伸びるの?

「10時間」やったから、成績が伸びるわけではありません!

自分の頭を使って、途中過程を丁寧に、目の前の問題に取り組んだから成績が伸びるわけです。

ですから、しっかりと取り組んでもらえればもちろん、成績は伸びます。

この点は、どこの塾も同じなのです。ですが、この「取り組む」というところが家庭任せにならず、しっかりとコミットしていくことで伸びる確率を大きく上げているところがDGの特徴です。

「少なくとも5年生から入れておけばよかった」という有難いお声は毎年のようにお聞きします。我々ももっと認知して頂けるように頑張ります。

他塾で伸び悩んでいる方は「転塾をお考えの方へ」ページでDGについてもっと詳しく

DGの夏期講習は家庭の平和も守る

そういうわけで、DGの夏期講習では、ご家庭で「何ダラダラTV見てんの!さっさと勉強しないさい!!」というお小言は存在しません。なぜなら、塾で最長10時間、しっかり取り組んでもらうからです。家庭では、「今日もお疲れ様」の優しい一言でお迎えください。

また、希望者には提携している飲食店からお弁当も届きます。朝早くにお弁当を用意する必要もありません。

DGは忙しいお母さんの味方です!!

イライラの要素をできる限り排除し、家庭の平和をも守ります。

夏期講習詳細

スケジュール

【5年生】
第1ターム→7月23日~7月30日
第2ターム→8月1日~8月8日
遠足→8月9日
演習日(任意)→8月17日~8月24日

募集定員

5年生は残り5名となります。

一人一人を大切にする小さな塾ですので、定員には限りがございます。

予めご了承ください。

夏期講習受講までの流れ

[1] お問い合わせ

[2] 保護者向け個人面談

[3] DG1日体験(通常授業への参加です)

[4] 夏期講習申し込み
お問い合わせ、個人面談の申し込みはこちらから

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